【初めての屋外広告デザイン】視認性を高める3つのコツと4つの原則

こんにちは!パネルプラス(株式会社TMF)です。

普段は何気なく目にしている屋外広告ですが、
実は企業やブランドのイメージを一瞬で伝える大切なツールです。

「デザインって難しそう」「初めてだから自信がない」
そのように感じる方も、皆さんのなかにはいるのではないでしょうか。

そこで今回は初心者の方に向け、
視認性を高める3つのコツとデザインの4原則について解説します。
屋外広告デザインのいろはを身につけたい方は、ぜひご覧ください!

屋外広告の役割|成功の鍵はデザイン

屋外広告は、ブランドの認知度向上に役立つツールです。
不特定多数の消費者の目に触れるため、潜在層へ強くリーチできる点がメリットです。
屋外広告の設置は、人通りの多い交差点やターゲットの目に触れやすい場所を選びましょう。

ブランドの認知度が上がると、口コミやSNSで話題になる機会も増加します。
これらの消費者行動はSNSの拡散効果で、更なる認知度向上につながります。

テレビ・新聞・Webといったさまざまな広告媒体と組み合わせて相乗効果が得られる点も、
屋外広告の強みです。
これらの効果をより強く引き出すのが、デザインの役割です。
印象的で魅力あふれるデザインは、消費者の記憶に残る強力なインパクトを与えます。

魅力的な広告で、企業やブランドの認知度を高めましょう!

画像が表示されない方はこちら。(出典:SOFT99

屋外広告の種類とデザインの特徴

屋外広告は、企業・ブランドのイメージや情報を消費者に届けるために活用されています。
以下は、屋外広告の一例です。

名称特徴
ポスターやフライヤー・コストは低め
・劣化しやすく長期掲示に不向き
スタンド看板・店名やロゴを記した店頭設置向きの立て看板
・店舗の入店率向上に貢献
ビルボード・ビルの屋上や壁面に設置する大型の広告塔
・インパクトが強く訴求力大
デジタルサイネージ(電子看板)・映像やスライドで多くの情報を伝達
・音や動きで目立つが高コスト

屋外広告のデザインには、以下2つの特徴があります。

  • ターゲットとの距離に適した読みやすいフォント
  • シンプルで何を伝えたいかすぐ理解できるデザイン

屋外広告が消費者の目に留まる時間は、通り過ぎる一瞬です。
短時間で必要な情報が伝わるように、読みやすさとわかりやすさを重視したデザインにしましょう。

屋外広告デザインの3つのコツ

印象的な屋外広告の作成には、いくつかコツがあります。
なかでも重要なのは、以下の3つです。

  1. ブランドイメージに合った色使い
  2. 情報はシンプルで明確にする
  3. 環境と調和しながら埋もれない工夫

ここでは、屋外広告デザインの3つのコツを紹介します。

1.ブランドイメージに合った色使い

色彩は、広告における強力な武器です。
例えば、赤・青・黒だと、消費者に与える印象は以下のように異なります。

カラーイメージ向いている広告
・活力
・エネルギッシュ
・行動喚起
スポーツ関連、セール広告
・安心感
・信頼感
・爽快感
銀行や保険会社の広告
・エレガント
・クール
・高級感
ハイブランドの広告

赤は行動力や活力を表し、スポーツ関連の広告やセール通知に向いている色です。
青は安定と信頼を表すため、銀行や保険会社の屋外広告によく用いられます。
黒はシックで洗練された印象を与える色のため、ハイブランドのPRに人気です。

どの色もさまざまなイメージがあり、
自社のブランドカラーとの組み合わせで独自性の高い広告に仕上がります。

ブランドカラーが引き立つ色を選択し、視覚的インパクトの最大化につなげましょう。

2.情報はシンプルで明確にする

消費者が屋外広告を目にする時間は約2〜3秒と、ほんのわずかです。
そのため、屋外広告にはシンプルでわかりやすいデザインが求められます。

情報伝達を短時間で効率的に行うコツは、以下の3点です。

  • イラストや大きなフォントで視認性を高める
  • 消費者と設置場所との距離で広告サイズを検討する
  • キャッチコピーは短くまとめる

例えば店舗の屋外広告でしたら、店名・ロゴ・キャッチコピーだけで訴求は可能です。
キャッチコピーは「新規開店!」「全品半額!」と、一目でわかる短さにします。

余計な情報の削ぎ落としが、訴求力に優れた屋外広告作成のコツです。

3.環境と調和しながら埋もれない工夫

屋外広告のデザインは、環境との調和を図りつつ魅せる工夫が必要です。
環境に溶け込む広告は、地域の景観や日常の一部として周辺住民の記憶に残りやすくなります。

基本的な地域(エリア)の特徴と色の選択例は、以下の通りです。

地域地域の特徴・色選択の例
住宅地・閑静で落ち着いた地域
・原色は控えめに、自然に溶け込む色を意識(緑・茶)
ビジネス街・スマートで洗練された地域
・色数を抑え、周辺の建物に溶け込む色を使用(白・黒・グレー・青)
商店街・多くの方々が集まり、明るく賑わう地域
・街を魅力的にする鮮やかな色(赤・黄・そのほか)

また、歴史的建造物が建ち並ぶ地区の場合は、
しっくいの白や屋根瓦のグレーを意識すれば風格のある街並みとの調和が図れます。

環境に埋もれないためには、広告の形状やサイズで人目を引く工夫が必要です。
街の魅力を高めるデザインは、地域の皆さんとの信頼関係構築にも役立ちます。

屋外広告作成に役立つデザインの4原則

デザインの4原則とは、情報を視覚的に整理して他者へ伝わりやすくするルールです。
デザインに携わるなら知っておきたい必須知識を、以下の順に解説します。

  1. 近接|関連情報をグループ化する
  2. 整列|要素を基準線でそろえる
  3. コントラスト|全体にメリハリをつける
  4. 反復|広告に統一感を出す

参考書籍:ノンデザイナーズ・デザインブック

屋外広告の作成でも役立つ情報のため、ぜひご覧ください。

1.近接|関連情報をグループ化する

「近接」とは、関連するオブジェクト(画像や文字要素)を
近くに配置してグループ化させる方法です。

例えば、商品の写真と説明文をグループ化すると、人の目は一つの固まりと認識します。
消費者はグループ化の効果で「商品説明の情報だ」と自然に判断できます。

ポイントとして忘れてはいけないのが、関連性のない情報とは少し離して配置する点です。

近接の理解は、効率的な情報伝達力を持つ広告デザイン作成につながります。

2.整列|要素を基準線でそろえる

「整列」とは、オブジェクトを基準線でそろえる方法です。

整列の使用で、全体が整ってわかりやすいデザインに仕上がります。
整列の際は、対象になるオブジェクトとルールを決めましょう。

先に近接でグループ化してから整列を行うと、バランスが取りやすくなります。
文字情報の整列は「横書き:左揃え」「縦書き:上揃え」が基本です。

整った広告デザインは、ブランドの信頼度向上にもつながります。

3.コントラスト|全体にメリハリをつける

「コントラスト」は、デザイン全体にメリハリをつけて重要な情報を目立たせる方法です。
コントラストの具体例に、以下の例があげられます。

コントラストのつけ方コントラストの具体例
明暗の組み合わせ白と黒
補色の組み合わせ黄色と紫、赤と緑  
形の大小や違いフォントの大きさや違いで見た目を変化させる

※補色=色相環(色の配置図)で反対側に位置する色

重要情報を明るい色やフォントで目立たせ、
そのほかの情報は控えめにするのがコントラストのコツです。
コントラストは、視線を重要情報に誘導させる有効なテクニックです。

コントラストの高低も、デザインの印象に変化を与えます。

  • コントラストが高い…大胆さ、エネルギッシュ、インパクト
  • コントラストが低い…洗練、柔らかい

コントラストをつける際は、ブランドイメージや周辺環境に注意しましょう。

4.反復|広告に統一感を出す

「反復」は、決めたルールに沿った要素の繰り返しでデザイン全体の統一感を出す方法です。
反復で生じる統一感には、以下2つの効果があります。

  • 情報をわかりやすく伝達する
  • ブランドの信頼感・親しみやすさにつなげる

屋外広告に使用する場合は、特定の色・フォント・アイコンを反復させるのが効果的です。
また、ブランドカラーやロゴの反復は、消費者の認知度や好感度を高める役割が期待できます。

屋外広告のデザイン|作成から活用までの4STEP

屋外広告は、作成から活用まで以下の4段階に分かれます。

  1. ターゲットの設定
  2. ターゲットに合わせたデザイン制作
  3. 宣伝効果の検証
  4. 課題の発見と解決

どの段階も、デザインの訴求力を高めるために重要なポイントがあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。

1.ターゲットの設定

屋外広告のターゲット設定は、デザインの方向性を決める重要な要素です。
ターゲットの設定は、顧客の属性検討から始めます。

属性の例は、以下の通りです。

  • 年齢
  • 性別
  • 居住地
  • 職業
  • 収入

既存顧客の行動や心理に目を向け、訴求したい層を絞ります。
例えばビジネス街に面したコーヒーショップでしたら、
以下の属性を持つ層がターゲットの候補です。

属性ニーズ
30~40代男性・大企業勤務・中間管理職
・簡単な打ち合わせや商談
・くつろげる空間を希望
20代男性・県外居住・ITベンチャー勤務・無料Wi-Fi利用可
・電源席有り
・モーニングも利用
20代女性・事務パート勤務・オシャレでヘルシーなランチセット
・勤務後に仲間と利用する機会あり

ターゲット選定は、次で解説するデザイン制作につながります。

2.ターゲットに合わせたデザイン制作

続いて、ターゲットに合わせたデザインを決めます。
デザイン制作で意識したいのは、以下のポイントです。

  • ターゲットが関心を向けそうなデザインやキャッチコピー
  • 広告の目的を意識
  • ブランドのカラーやロゴを取り入れる

仮定で、ターゲットを「オシャレでヘルシーなランチを求める女性」とします。
このケースでしたら、明るい色彩で健康的な食材をデザインに取り入れると、
ターゲットの興味が引きやすくなります。

消費者の認知度向上には、ブランドのカラーやロゴを目立たせるのが効果的です。

3.宣伝効果の検証

広告設置後は、宣伝効果の検証を行います。

屋外広告の効果は具体的な指標による判断が難しく、検証しにくい印象を持つ方もいます。
屋外広告の効果検証は、以下の方法で行うのが一般的です。

検証方法効果の確認手順
アンケート調査・近隣の方やオンラインでアンケートを募る
QRコード・クーポンの利用状況
・自社サイトやECショップへの遷移数
SNS分析・SNSで広告に関する話題の有無

アンケートの質問例は、以下の通りです。

  • 広告を見たことがあるかどうか
  • (見た方に)関心を持ったか
  • 商品・サービスを利用したいと思うか

屋外広告にハッシュタグを記載しておくと、検証がしやすくなります。

4.課題の発見と解決

検証の結果、効果が出ていないと感じた場合は、速やかに課題の発見と解決を図ります。
効果が出ていない原因としてよくあげられる要素は、以下の3点です。

  • 設置場所
  • ターゲット
  • デザインの訴求力

例えば、人通りが多い交差点に屋外広告を設置しても、
ターゲットがあまり通らない場所だと効果は得にくくなります。

デザインの見直しが必要な場合は先に解説した4原則に従い、
より訴求力の高い広告に仕上げましょう。

屋外広告のデザイン制作に関する注意点

屋外広告の制作には、いくつか注意点があります。
ここでは、屋外広告のデザインに関連した注意点を2つ解説します。

設置前に屋外広告物許可申請を行う

屋外広告は、事前に許可申請を出すよう条例で定められています
無許可の設置は条例違反になる恐れがあるため、注意が必要です。

屋外広告物の許可制度は、主に以下の目的で設けられています。

  • 良好な景観を形成し、地域の魅力を高めるため
  • 風致(良好な自然景観)を維持するため
  • 落下や倒壊などの事故を防ぎ、公衆の安全を守るため

屋外広告をデザインする際は、
周辺環境との調和を意識し、景観形成や安全性に配慮しましょう。

また、設置場所によっては都市計画法による用途地域の制限を受ける場合があります。
許可基準は自治体ごとに異なるため、事前の確認がおすすめです。

耐水性・耐候性に優れた素材を選ぶ

屋外広告は、風雨や紫外線による劣化に強い素材選択が重要です。

厚手ポスターに表面加工を施せば、
簡単な水濡れは避けられるため、短期的な屋外使用には有効です。
ただし、時間の経過につれて断裁面から少しずつ浸水するリスクがあるため、
長期使用は向いていません。

ポスターのほかにパネルでの屋外広告におすすめの素材がございます。

屋外広告に役立つ軽量素材|プラパールの特徴

パネルプラスでは、屋外で使用可能な軽量素材「プラパールを取り扱っています。

プラパールとは、凸凹のシートをポリプロピレン板で挟んだプラスチックボードです。
プラパールの特徴は、以下の4つです。

  • 折れにくい
  • つぶれても復元可能
  • 軽さは合板の1/4
  • リサイクル可能な安心素材

好きな形状にカットできるため、等身大パネル切り抜きパネルの製作も可能です。

屋外広告のデザインでよくある質問

屋外広告のデザインでよくある質問に、Q&A形式でお答えします。
配色のコツや屋外広告向きのフォントでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください

見やすさがアップする配色のコツはありますか?

屋外広告の見やすさを高める配色のコツは、シンプルにまとめることです。
使用する色の数は多くても3〜4色程度に抑え、デザイン全体の調和を図りましょう。

コントラストを意識したメリハリのある配色も、見やすさを上げるポイントです。
店名やキャッチコピーといった訴求ポイントは、鮮やかな色で目立たせます。

屋外広告にはどんなフォントがおすすめですか?

屋外広告は、ゴシック体または類似のフォントがおすすめです。
基本的なフォントは、大きく分けてゴシック体と明朝体の2種類です。

  • ゴシック体…文字にトメやハライがない、太さが縦横均一
  • 明朝体…文字にトメやハライがある、横の線が細い

フォントにはそれぞれ向き・不向きがあり、
ゴシック体の方が遠方からの視認性に優れています。

カジュアルで柔らかい雰囲気を演出するなら、
丸ゴシック体を選ぶのも一つの方法です

屋外広告のデザインをマスターして販促に役立てよう!

屋外広告の効果はデザインの出来に左右されるため、難しそうと思う方が大勢います。
しかし、デザインのコツや原則を上手く活用すれば、初心者でも魅力的な広告づくりは可能です。

屋外広告のデザインをマスターし、ブランドのPRに役立てましょう。
広告制作や販促パネルの印刷で気になる点やお悩みがある方は、
パネルプラスへお気軽にご相談ください!

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※屋外広告のデザインを検討中の方はこちらもご参照ください
 広告デザインのコツ16選|読み手を惹きつける広告の作り方を紹介!│株式会社日本デザイン

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