展示会パネル完全ガイド|デザインのコツから外注・費用まで解説

こんにちは!パネルプラス(株式会社TMF)です。

展示会ではパネルの有無で印象は大きく変わり、その活用が成功の鍵です。
デザインやレイアウトなど洗練されたパネルは、
来場者の目を引き、商品やブランドの魅力を効果的に伝える力があります。

しかし、効果的なパネルデザインのノウハウがなくお困りではありませんか?

今回は、展示会で成功を収めるためのデザインのコツや、
ディスプレイのアイディア、外注のメリットについてご紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただき、素晴らしい展示会に役立てください!

目次
  1. 展示会パネルの重要性とは?パネルの有無で印象は大きく変わる
  2. 目を引く展示会パネル|成功するデザイン5つのコツ
    1. コンセプトを決め使用する色は3〜4色に絞る
    2. 文字サイズやフォントに統一感を出す
    3. 目線を意識し情報の配置を整理する
    4. 伝えたい情報を絞り余白を効果的に活かす
    5. キャッチコピーで視認性とインパクトを高める
  3. 展示会パネルの種類と選び方|素材・サイズ・用途
    1. パネルの素材|スチレン・アルミ複合板など特徴
    2. パネルのサイズ|定番サイズと目的別の選び方
    3. パネルを支えるスタンドの種類と選び方
  4. 展示会パネルデザインのNG例 |やってはいけない
    1. 情報過多で伝わらないパネルの落とし穴
    2. 低品質な印刷物がもたらすマイナスイメージ
    3. 会社ロゴが目立ちすぎて来場者が素通り
  5. 展示会パネルの外注メリットと業者選びのポイント
    1. 外注することで得られる専門性と品質向上
    2. H3 業者選びで失敗しないためのチェックポイント
    3. パネルプラスが選ばれる理由
  6. 展示会パネルのディスプレイアイデア|ワンランク上の見せ方
    1. 照明(ライティング)を活用してパネルを目立たせる
    2. 複数のパネルを組み合わせて立体感を演出する
    3. ブース全体のデザインとパネルのテイストを統一する
  7. 高品質な展示会パネルのご相談はパネルプラスへ 

展示会パネルの重要性とは?パネルの有無で印象は大きく変わる

展示会パネルは、数ある出展の中から来場者の足を止める「ブースの顔」です。
来場者はわずか数秒でブースを判断するため、その第一印象が成功を大きく左右します。

遠くからでも目を引くおしゃれなデザインのパネルは、強力なアイキャッチとして機能します。

まず自社に興味を持ってもらうための、最初のステップになるでしょう。
さらにパネルは、企業の専門性や信頼性を伝える重要な広告塔にもなります。
品質の低いパネルは、無意識のうちに商談の機会を失う原因にもなるのです。

このようにパネルは、集客とブランディングを担う不可欠なツールと言えます。

目を引く展示会パネル|成功するデザイン5つのコツ

展示会の成功を左右するパネルデザインとは、どのようなものでしょうか?
ここからは具体的なパネルデザインのコツを5つ紹介します。

  1. コンセプトを決め使用する色は3〜4色に絞る
  2. 文字サイズやフォントに統一感を出す
  3. Z型・N型を意識し情報の配置を整理する
  4. 伝えたい情報を絞り余白を効果的に活かす
  5. キャッチコピーで視認性とインパクトを高める

これらの基本を押さえるだけで、パネルの訴求力は格段に向上します。

コンセプトを決め使用する色は3〜4色に絞る

効果的なパネルデザインの第一歩は、色を戦略的に絞るところから始まります。
多くの色を使いすぎると、情報が混乱してしまい、伝えたい内容が埋もれてしまいます。

まずは使用する色を、3〜4色に限定しましょう。

基本のメインカラーに加え、
補佐するサブカラーと強調したいアクセントカラーで構成するのがおすすめです。
企業のブランドカラーを基軸に配色を考えれば、ブース全体に統一感が生まれます。

色数を絞ることで、洗練されたおしゃれな印象を与え、視認性を高められるのです。

文字サイズやフォントに統一感を出す

読みやすいパネルデザインには、文字サイズやフォントに一貫したルールがあります。

種類や大きさがバラバラだと、
雑然とした印象を与え、来場者の読む意欲を削いでしまいます。
まずはパネル全体で使うフォントを絞り、文字の配置(左揃えなど)を統一しましょう。

ただし、これは全てを同じにするという意味ではありません。
最も伝えたいキャッチコピーは大きく、
補足説明は小さくするなど、情報の重要度に応じたメリハリが大切です。

この大小の差が、来場者の視線を自然に導く道しるべとなります。

目線を意識し情報の配置を整理する

来場者はパネルを隅々まで読み込むわけではありません
無意識に決まったパターンで視線を動かし、瞬時に情報を判断しています。
そうした視線の流れを予測した情報の配置がレイアウトの鍵となります。

なかでも代表的な視線の動きが、左上から右下へZ字を描く「Z型」です。
この流れに沿って情報を配置すると、来場者はストレスなく内容を理解できます。

例えば、最も伝えたいキャッチコピーは視線の始点である左上に配置します。
そして終点の右下には、企業ロゴや次に行動を促す情報を置きましょう。

伝えたい情報を絞り余白を効果的に活かす

パネルデザインでは、何を載せるかと同じくらい「何を載せないか」が重要です。

多くの情報を詰め込みすぎたパネルは、
来場者に圧迫感を与え、読む気を失わせてしまいます。

そこで余白を、デザインにおける積極的な要素として活用しましょう。
余白は単なる空白ではなく、重要なメッセージを際立たせるための演出です。
適切に配置された余白は、おしゃれで洗練された印象を与えられます。

そして来場者の視線を、最も伝えたいキャッチコピーへ自然に導きます。

パネルの目的は全ての情報を伝えることではなく、対話のきっかけ作りです。
来場者の興味を引くためにも、思い切って情報を削ぎ落としましょう。

キャッチコピーで視認性とインパクトを高める

優れたデザインのパネルでも、言葉に力がなければ来場者の心は動きません。
デザインの総仕上げとして、視認性とインパクトの高いキャッチコピーが不可欠です。

ありふれた宣伝文句は読み流されるため、具体的な工夫が必要になります。
コストを30%削減」などの数字を入れると、一気に説得力が増すでしょう。
また「〇〇でお困りの担当者様へ」とターゲットに呼びかけるのも有効な手法です。

製品の機能ではなく、顧客が得られる利益の伝え方を常に意識してください。
背景と文字色のコントラストを強くすると、さらに視認性が向上します。
鋭い一言が、来場者の足を止める最強のフックとなるのです。

参考:展示会ブースで集客!効果を最大化するデザインと演出のポイント/デザイン事務所AMIX

展示会パネルの種類と選び方|素材・サイズ・用途

ひとくちにパネルと言っても、その種類は多岐にわたります。

最適なパネルを選ぶには、「素材」「サイズ」、
パネルを支える「スタンド」を重点的に考える必要があります。

どんな目的で、どのくらいの期間使うのか。
条件によって、選ぶべき仕様は大きく変わります。

展示会のスペースを考慮し、3つの要素を正しく組み合わせて最適なパネルを選びましょう。

パネルの素材|スチレン・アルミ複合板など特徴

パネルの素材選びは、用途や費用、求める耐久性のバランスで決まります。
ここでは代表的な素材を2つご紹介します。

まず、屋内の短期イベントで最も一般的なのが「スチレンボード」です。
軽量で加工しやすく、比較的安い点が魅力ですが、衝撃や湿度には弱い面もあります。

一方、屋外での長期利用や高級感を出したいなら「アルミ複合板」が最適です。
非常に丈夫ですが、その分スチレンボードより費用は高くなります。

このように特徴を理解し、目的と予算に合わせた素材選びが、賢いパネル制作の第一歩となるのです。

パネルのサイズ|定番サイズと目的別の選び方

パネルのサイズは、ブースの広さや情報の役割を考えて選ぶのが基本です。
遠くから見せるのか、近くで読ませるのかで最適な大きさは変わってきます。

まず、遠くの来場者の目を引くメインパネルには、A1やB1サイズが定番でしょう。
特にA1サイズは、どんなブースでも扱いやすく、情報量も確保できるため人気です。

一方、ブース内で詳しい説明をする際には、A2やA3といった小型サイズが活躍します。
商品のスペック表など、手元で読ませたい情報提示に適しています。

このように目的別にサイズを使い分けることが、情報を効果的につたえるコツです。

パネルを支えるスタンドの種類と選び方

パネルを効果的に見せるには、それを支えるスタンド選びも重要です。
用途や見せ方を考え、最適なものを選びましょう。

例えば卓上での案内や短期利用なら、安価で手軽な「紙製スタンド」が活躍します。
一方、安定感や見栄えを重視するならイーゼル型のスタンドが良いでしょう。
繰り返し使え、しっかりとした印象を与えます。

さらに、パネルの四方を囲む「アルミフレーム」は、反りを防ぎ高級感を演出できます。
設置場所や予算に合わせたスタンドの使い分けが、展示会パネルを活かすコツです。

展示会パネルデザインのNG例 |やってはいけない

展示会の成功のためには、「やってはいけない」失敗例を知ることも重要です。

良かれと思って取り入れたデザインが、実は逆効果になっているかもしれません。
一つの見落としが、来場者の関心を失わせる原因にもなります。

ここからは、多くの担当者が陥りがちなデザインのNG例を3つ解説します。
失敗パターンを事前に把握しておき、より確実な成果を目指しましょう。

情報過多で伝わらないパネルの落とし穴

展示会のパネルで最もよくある失敗が、「情報過多」です。
自社の魅力をすべて伝えたいあまり、文字や図でパネルを埋め尽くしてはいませんか。

しかし、情報過多なパネルでは、「読むのが大変そうだ」と瞬時に感じさせてしまいます。
そして、内容を理解する前に離脱されるリスクが高まります。

パネルの役割は、パンフレットのように全てを説明するものではありません。
来場者の興味を引く、一つのきっかけを提供できれば成功です。

伝える情報を一つに絞る勇気が、伝わるデザインの鍵を握っています。

低品質な印刷物がもたらすマイナスイメージ

パネルの印刷品質は、そのまま企業の品質として来場者に伝わります。
安易に費用を抑え品質が下がると、イメージを損なう原因になるので注意が必要です。

例えば、解像度の低い画像を引き伸ばして使うと、印刷がぼやけてしまいます。
これでは、準備不足な素人っぽい印象を与えてしまうでしょう。

また、角が潰れていたり、汚れていたりするパネルの使い回しも避けるべきです。
細部への配慮のなさは、製品への不信感に繋がりかねません。
高品質な印刷は、製品への自信の表れでもあるのです。

会社ロゴが目立ちすぎて来場者が素通り

自社のロゴを大きく配置しすぎてしまうのも、ありがちなNG例です。
ブランドへの誇りは大切ですが、一度来場者の視点で考えてみましょう。

来場者は、会社のロゴを探して歩いているわけではありません。
彼らが探しているのは、自身の課題を解決してくれる「答え」なのです。

パネルで最初に伝えるべきは、会社名ではなく、顧客が得られるメリットです
その価値を誰が提供するのかを覚えてもらうための、役割をロゴは果たします。

常に「顧客目線」のデザインを心がけましょう。

<参考>
株式会社展示会営業マーケティングは、
展示会出展をきっかけとして、自社の価値を見込み客にダイレクトに伝え、
受注に直結させるプロセスを構築する営業手法を提案しています。
展示会出展でお悩みを抱えている方は必見です◎

展示会パネルの外注メリットと業者選びのポイント

効果的なパネル制作には、専門的な知識が欠かせません。
そこで検討したいのが、専門業者への外注という選択肢です。

  • 外注することで得られる専門性と品質向上
  • 業者選びで失敗しないためのチェックリスト
  • パネルプラスが選ばれる理由と選定基準

多くの場合、プロに任せるほうが、結果的に時間や費用を節約し品質を高められます。
ここからは、外注を成功させるためのポイントを詳しく解説していきます。

外注することで得られる専門性と品質向上

専門業者に外注する最大のメリットは、専門性と品質の高さです。

知識豊富なプロが、目的に合った最適な素材や仕様を提案してくれます。
自分では判断が難しい点も、的確なアドバイスで失敗のリスクを減らせるでしょう。

また、プロ仕様の機材で印刷するため、仕上がりの美しさは格別です。
さらに、不慣れな作業に悩む時間がなくなるのも大きな利点と言えます。

空いた時間は、本来注力すべきイベントの準備に集中できます。
外注費用は、確実な成果と安心を手に入れるための戦略的な投資なのです。

H3 業者選びで失敗しないためのチェックポイント

外注を成功させるには、信頼できる業者選びが不可欠です。
価格だけで決めず、以下のポイントを総合的に比較検討しましょう。

  • 納期:イベントの期日に間に合うか
  • 品質:費用に見合うクオリティか
  • ロット数:1枚からの注文は可能か
  • サポート:データ作成の相談はできるか

単に安いだけでなく、これらの点をしっかり確認することが大切です。
このチェックポイントを参考に、イベントに最適なパートナーを見つけてください。

パネルプラスが選ばれる理由

先ほどのチェックポイントを踏まえ、パネルプラスが選ばれる理由をご紹介します。

私たちパネルプラスは、
展示会パネルの制作を高いレベルでバランス良くサポートできるのが強みです。

まず、高品質なパネルを「1枚から低価格」での提供が可能な点。
小規模なイベントでも、予算を気にせず安心してご利用いただけます。

また、デザインの専門知識がなくても心配いりません。
経験豊富なスタッフが、データ作成から丁寧にサポートいたします。

価格、品質、サポートの三拍子が揃ったパネルプラスに、ぜひ一度ご相談ください。
下記リンクでお客様満足度90%以上、実際の導入事例を確認いただけます。

展示会パネルのディスプレイアイデア|ワンランク上の見せ方

完成したパネルの「見せ方」を工夫するだけで、ブースの魅力は格段に高まります。
ブースの集客力を高めるための、3つのディスプレイアイデアを紹介します。

  • 照明(ライティング)を活用してパネルを目立たせる
  • 複数のパネルを組み合わせて立体感を演出する
  • ブース全体のデザインとパネルのテイストを統一する

ただパネルを並べるだけでなく、ワンランク上のディスプレイで差をつけませんか。
来場者の記憶に強く残るブース作りが、きっと可能になります。

照明(ライティング)を活用してパネルを目立たせる

多くのブースで導入されていますが、照明は非常に強力な演出ツールです。
人の視線は、無意識に空間の中で最も明るい場所へ引きつけられます。

この習性を利用し、スポットライトで主役のパネルだけを照らしてください。
それだけで、数あるブースの中から来場者の視線を自然に集めることができます。

また、光の当てかたでパネルの色は鮮やかに見え、文字も格段に読みやすくなります。
ただし、光沢のあるパネルは光が反射しやすい点に注意しましょう。

照明を単なる「明かり」ではなく、「演出」として捉えるのがコツです。

複数のパネルを組み合わせて立体感を演出する

一枚のパネルだけでなく、複数のパネルを組み合わせて使う方法も効果的です。

ブース全体に奥行きと立体感が生まれ、来場者の目を引きます。

サイズの違うパネルをリズミカルに並べる、前後にずらすなど工夫してください。
単調になりがちな壁面に、視覚的な面白さが加わります。

また、パネルを順番に並べてストーリーを語るのも良い方法です。
「課題の提示」から「解決策」へと、来場者を自然にブースの奥へ誘導できます。

ブースを単なる展示から、記憶に残る「空間体験」へと変えてみましょう。

ブース全体のデザインとパネルのテイストを統一する

ディスプレイで最も重要な原則は、
パネルとブース全体のデザインテイストを統一させる点にあります。

パネルの色やフォントが、ブースの他の要素と調和しているか確認しましょう。
床の色や配布資料など、すべてが一体となって一つの世界観を作ります。
統一感のあるブースは、来場者に「信頼感」を与えます。

逆にバラバラなデザインは、マイナスイメージになりかねません。

パネルをデザインの核と考え、ブース全体を設計するのが成功の秘訣です。

高品質な展示会パネルのご相談はパネルプラスへ 

パネルは、来場者の足を止め、ブランド価値を高める強力な武器になります。

今回ご紹介したポイントを実践すれば、きっと効果的なパネルが作れるでしょう。
しかし、限られた時間の中で、デザインから制作までを行うのは大変な作業です。
そんな時は、ぜひ私たちパネルプラスにご相談ください

豊富な実績とサポート体制で、高品質なパネルを低価格・小ロットからご提供します。
展示会の成功へむけて、数多くのノウハウを活かして全力で後押しいたします。

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