【事例つき】フォーラムとシンポジウムの違いをわかりやすく解説します

こんにちは!パネルプラス(株式会社TMF)です。

企業が、自社サービスの価値をPRするためには多くの戦略が必要ですが、
「フォーラム」「シンポジウム」といった、
多様な参加者を集めるイベントの企画は、そのなかでも重要な手段です。

フォーラムやシンポジウムは、知識の共有だけでなく、
自社のブランドや製品に対する関心を高める効果的な手段になります。

とはいえ、そもそもフォーラムとシンポジウムという
言葉の違いが理解できていない方も少なくないでしょう。
今回の記事では、フォーラムとシンポジウムの違いや共通点について、
具体的な事例を交えながら詳しく解説します。

フォーラムとは?シンポジウムとは?

フォーラムとは、多様な方々が参加できる議論や意見交換の場を指す言葉です。

特定のテーマに関する多様な関係者が集まり、
参加者は比較的自由に意見や質問を発表できます。
パネルディスカッションやQ&Aセッションも一般的で、
専門家だけでなく一般の方々も参加しやすいのが特徴です。

一方、シンポジウムは特定の主題や問題に焦点を絞った議論が行われる場です。

シンポジウムでは、専門家や研究者、
その分野に詳しい方々が主な参加者となり、研究成果や専門的な話題が中心です。
通常、基調講演や専門のプレゼンテーションが多く、議論はより専門的になる傾向があります。

フォーラムとシンポジウムの共通点

まずはフォーラムとシンポジウムに共通する点を確認しましょう。

フォーラムとシンポジウムには、多くの共通点があります。
それは、どちらも多くの登壇者・参加者が集まり、
多角的な視点や専門知識が交換される点
です。

特に講演やプレゼンテーションが頻繁に行われ、
専門家や関係者からの意見と見解が積極的に発表されます。
フォーラムもシンポジウムも、新しい研究成果や事例、
テクノロジーの発表の場でもあり、参加者は最新の知識と情報を得られるのです。

さらに、これらのイベントは効果的な人脈づくりの機会を提供するため、
参加者が自分の専門分野で活躍するほかの方々と関係を深めるチャンスでもあります。

フォーラムとシンポジウムの違い

ここからは、フォーラムとシンポジウムの違いについて、
実際の事例を紹介しながら、より具体的に解説していきます。
ぜひ、イベントを企画する際の参考にしてください。

フォーラムとシンポジウムの違い1|開催形式

フォーラムは一般的にオープンで、議題について広範な討論が行われます。
一方でシンポジウムは、より限定的なテーマに特化して専門的な議論が行われる場です。

例えば、「全国消費者フォーラム」では、
消費者・NPO・事業者・教育関係者・行政など、実に多様な立場の関係者が参加し、
社会環境や消費者教育など、広範な議論を展開しています。

一方、環境省と神戸市が主催した「生物多様性国際シンポジウム」では、
生物多様性という限定的なテーマに対する専門的な議論が行われました。
その分野に精通した専門家や関係者が主な参加者です。

フォーラムとシンポジウムの違い2|議論のスタイル

フォーラムは一般的に公開討論を目的としています。
その一方で、シンポジウムでは、研究や専門的な議論が主な目的です。

具体的には、「日中省エネルギー・環境総合フォーラム」では、
省エネルギーや環境に関する多角的なテーマが取り上げられました。
このフォーラムでは参加した多くの関係者によって、広く意見交換が行われました。

一方で、「気候変動予測先端研究プログラム2022年度公開シンポジウム」においては、
「気候変動で日本はどうなるか」という
特定の問題に焦点を当て、専門家による議論を行っています。

フォーラムとシンポジウムの違い3|講演者の選び方

フォーラムは多様な意見が出るよう、
バックグラウンドの異なる講演者を選ぶ傾向が強いとされています。
それに対してシンポジウムでは、専門性の高い講演者が中心に選ばれるケースが多く見られます。

実際に、「地方創生SDGs 国際フォーラム2023」では、
政府関係者・民間企業・地方自治体・大学学長・大使など
多様なバックグラウンドを持つ講演者が選ばれています。

その一方で、「パートナーシップ構築シンポジウム」では
研究機関・政府機関・専門家といった、
特定のテーマに深い専門知識や経験を持つ講演者が選ばれている傾向が見られます。

フォーラムとシンポジウムの違い4|プログラム

フォーラムは多くの場合、パネルディスカッションやQ&Aが行われる傾向にあります。
他方、シンポジウムは、プレゼンテーションや専門的な講義が中心です。 

例えば「地方創生SDGs 国際フォーラム2023」では、
多様な登壇者が講演とディスカッションを展開しています。

対照的に、「パートナーシップ構築シンポジウム」では、
専門家による基調講演やプレゼンテーションが中心に行われ、
研究発表や専門的な議論がそのプログラムの中心となっています。

フォーラムとシンポジウムの違い5|結論の出し方

フォーラムでは多様な意見を取り入れることが重要とされていますが、
シンポジウムでは具体的な解決策や方針などの結論が求められる傾向にあります。

具体例を挙げると、「グローバル知財戦略フォーラム2023」では、
多様な意見や情報を共有し、
参加者それぞれが自分自身の方針や戦略を考えるきっかけを提供しています。

一方、「国際仲裁シンポジウム」では、
特定のテーマに焦点を当て、専門的な議論が行われました。
このように、シンポジウムはしばしば、特定の問題に対する解決策や方針、
政策推進のための具体的なステップを提案する場合が多い傾向が見られます。

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あるいは研究のハイライトなどにも役立ちます。

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フォーラムとシンポジウムの違いを理解して魅力あるイベントを企画しましょう

フォーラムとシンポジウムの違いが理解できれば、企画に応じた形式が選択できるようになります。

例えば、フォーラムは多角的な視点から問題を議論したい場合、
あるいは多数の参加者との対話を求めるイベントに特に適しています。
一方、シンポジウムは専門家が深く議論を行い、高度な知識や見解を求める場合に有用です。

フォーラムやシンポジウムなどのイベントは、単なる情報発信以上の価値があります。
それぞれの形式が持つ特性を理解し、魅力的なイベントを企画していきましょう。

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