こんにちは!パネルプラス(株式会社TMF)です。
「リテールメディアを自社でも始めたいが、売場で何を置けばいいか分からない」
そんなお悩みを抱えていませんか。
解説の多くはサイネージ前提で、設備投資の話になりがちです。
そこで本記事ではリテールメディアの仕組みとともに、以下を解説します。
- 小売が広告媒体になる構造
- デジタルとフィジカルで分かれる種類
- 明日から売場に置ける店頭施策
まずは、今ある売場から、お客様の視線を集める仕掛けを始めましょう。
リテールメディアとは?仕組みと市場の広がり
リテールメディアとは、
小売事業者が自社の店舗やECを広告媒体として提供する仕組みです。
近年は市場が急拡大しており、メーカーの販促担当者にとって無視できない選択肢になりました。
まずは定義と市場の動きを押さえましょう。
定義|小売が自ら広告媒体になる仕組み
リテールメディアとは、小売業者が外部企業へ提供する広告枠のことです。
該当するのは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアや家電量販店です。
従来は広告会社が担っていた媒体の役割を、小売自身が持つ形になります。
その強みは、購買データを自社で持っている点です。
「誰が、いつ、何を買ったか」を把握できるため、
メーカーは購入意欲の高い層へ絞って広告を届けられます。
小売にとっては、商品販売とは別の収益源にもなります。

市場規模|2025年に6,066億円へ拡大
CARTA HOLDINGS とデジタルインファクトの調査結果が出ています。
2025年の国内リテールメディア広告市場は、
前年比129%の6,066億円となる見通しです。
2029年には1兆3,174億円規模に拡大すると予測されています。
注目したいのは内訳です。
市場の86%はEC事業者が占め、店舗事業者は830億円にとどまります。
ただし伸び率では店舗側が先行しており、売場の媒体化はこれから本格化する段階といえます。
参照1:CARTA HD、リテールメディア広告市場調査を実施
参照2:リテールメディア広告市場共同調査を実施しました
リテールメディアの種類はデジタルとフィジカル
媒体は大きくデジタルとフィジカルの2つに分かれます。
デジタルは、EC広告やアプリ配信に加え、店頭のデジタルサイネージも含みます。
フィジカルは主に印刷物です。
導入コストと着手までの期間には開きがあるため、
自社の予算と時間軸に合わせて選びましょう。
| 分類 | 主な媒体 | 導入コスト | 着手までの期間 |
| デジタル | EC広告・アプリ広告 デジタルサイネージ | 高 | 数カ月 |
| フィジカル | POP・等身大パネル ポスターなど | 低 | 数日 |
デジタルはデータ基盤の構築や機器の設置から始まります。
一方でフィジカルは、印刷物が届けばすぐに設置できます。
2分類の中身を順に見ていきましょう。
デジタル|EC広告とサイネージが中心
デジタルの強みは、購買履歴に基づいた配信を行える点です。
EC広告なら、誰がどの広告を見て何を買ったかまで追跡が可能です。
効果測定の精度も高くなります。
サイネージは時間帯や曜日ごとに内容を変えられ、客層に応じた出し分けも得意です。
店頭ではファミリーマートのレジ上のサイネージが知られています。
設置店舗の売上が未設置店舗より10%以上伸びた事例も報告されました。
ただしデータ基盤の構築や機器の導入が前提です。
着手までに数か月を要する点は押さえておきましょう。
フィジカル|店頭の販促物も売場メディア
意外と忘れられているのが、紙の販促物です。
店舗領域830億円の内訳を見ると、サイネージは210億円ほどにとどまります。
つまり大半の店舗には、まだ機器が置かれていません。
買い物の場も、依然として実店舗が主役です。
化粧品を例に取ると、
購入先はドラッグストアが83.9%、ECサイトは34.1%となっています。
客が足を運ぶ場所だからこそ、
パネルやPOPは着荷したその日から媒体として働きます。
明日から始めるリテールメディアの店頭施策
売場を媒体として扱うなら、置き場所と役割の設計が欠かせません。
通路で足を止め、売場入口で視線を導き、棚前で背中を押す流れです。
什器を用意しなくても始められる道具から見ていきましょう。
スタンド付きパネル|通路の視線を売場へ向ける
売場へたどり着く前に、買い物客は通路を歩きます。
目当ての棚へ急ぐ最中でも、視界の端では情報を拾っているものです。
フォトブースパネルや紙脚付き直線パネルを通路沿いに構えれば、
予定になかった売場へも足が向きます。
勝負は一瞬です。
通り過ぎる数秒で内容が届くかどうかが、成果を分けます。
盛り込む要素は削り、押し出すメッセージを1つに定めましょう。
床へ据えるだけで設置は完了するため、レイアウト変更にも身軽に追随できます。
▼フォトブースパネル・直線パネルについてはこちらから▼
等身大パネル・POP|購買直前を後押し
通路を抜けて売場に着いた客には、等身大パネルとPOPが効きます。
等身大パネルを棚の脇や柱の陰に据えると、狙った商品の場所が遠目にも分かります。
画面越しでは伝わりにくい存在感も、実寸の大きさなら届けられる点が強みです。
POPが受け持つのは、棚の前で選ぶ理由を手短に語る仕事です。
SNSや広告と色味や構図を合わせておけば、商品の記憶も残りやすくなります。
枚数を増やしすぎると、かえって逆効果です。
文字が多いほど、客は迷ってしまいます。
1枚ごとに伝える内容を決めておくと、売場の見通しも良くなります。
▼等身大パネルについてはこちらから▼
リテールメディアの導入でよくある質問
ここからは、リテールメディアの企画で寄せられやすい疑問にお答えします。
着手前の不安を解消し、円滑な運営にお役立てください。
- OMOやオムニチャネルとの違いは?
-
目指すゴールが違います。
OMOは、オンラインと店舗を行き来する買い物体験を作る考え方。
オムニチャネルは、あらゆる販売経路をつなぐ取り組みを指します。いずれも顧客満足を高める狙いがあります。
対してリテールメディアは、小売業者が広告枠をメーカーへ売る仕組みです。
体験づくりではなく、広告収入を得る点が決定的な差になります。 - 売場ごとにデザインを変えられる?
-
印刷物なら小回りが利きます。
サイネージは配信システムを操作する手間がかかりますが、
パネルやPOPは面材を刷り直すだけで済みます。店舗の客層や季節に応じて、売場ごとに中身を組み替えられる点も強みです。
自立タイプなら什器をそろえる必要もなく、届いた当日から設置できます。
売場メディアの演出はパネルプラスにお任せ
リテールメディアとは、店舗やECを広告媒体として使う仕組みです。
うまく活用できれば、サイネージの導入を待たずとも、印刷物なら明日から動かせます。
通路ではスタンド付きパネルが足を止め、
売場では等身大パネルが商品を示し、棚前ではPOPが背中を押す形です。
役割を分けて配置すれば、今ある売場も広告接点へ変わっていきます。
パネルプラスは1枚からの小ロット製作で、売場の演出づくりをお手伝いします。
抑えた価格のため、初めてでも試しやすい点が強みです。
売場づくりでお悩みの際は、ぜひご相談ください。
▼パネル製作についてのご相談はこちらから▼










